「日本美術史実地研修」を行いました。
美学美術史学科の専門科目と学芸員課程の選択必修科目を兼ねた授業として、「日本美術史実地研修Ⅰ?Ⅱ」があります。毎年、夏休み中に3泊4日で、京都と奈良を隔年で訪ね、美術や博物館について実地に学ぶものです。本学科の夏の恒例行事になっています。今年は、「日本美術史実地研修Ⅱ」として、奈良に行ってきました。
行程は、初日はまず近鉄奈良駅に集合後、薬師寺、唐招提寺を拝観。
2日目は大安寺、法輪寺の後、バス利用で藤ノ木古墳、法隆寺。
3日目は東大寺を、南大門から大仏殿、法華堂、二月堂、戒壇堂とまわり、東大寺ミュージアムを見学。その後、新薬師寺、奈良国立博物館でした。
最終日は春日大社、興福寺を訪ねた後、近鉄奈良駅で解散しました。
参加者は、事前に分担して見学先について学習し、現地では見学に先だって発表します。最終日は雨でしたが、それ以外は厳しい暑さでしたが、皆さん準備したうえで熱心に鑑賞し、学習を深めていました。
図1:唐招提寺で集合写真
図2:法隆寺で集合写真
図3:東大寺。法華堂から、講堂跡と戒壇堂へ向かうところです。
図4:東大寺。大仏殿に上がる前に事前勉強の成果を発表しています。